産婦人科で一緒に働いていたパートKさん。
当時の自分から見て、気遣い出来て、歳上歳下関係なく周りに好かれてる印象だった。
歳下の私の指示も笑顔できちんと聞いてくれてたし。
歳上の上司には上手に甘えていたっぽいし。
だから私の中ではいい人で、常識があって人と関わる事が上手なんだろうと思ってた。

実際、周りから嫌われる事の多かった私としては好ましさ4割、羨ましさ5割、憎らしさ1割といった感じ。


そんな人が実は八方美人で、トラブルメーカーだったと今日突然知って正直言葉が出なかった。


産婦人科の厨房が閉鎖されてから、パートTさんはキーパー、Kさんは事務へ勤務することが決まったそうな。

そしたら、最初の内は先輩事務さん2人と上手くやっていたそう。
だが、次第に
「○○さんがこんな事言ってた」
などと聞いた相手の不信感を煽る様な事を言って懐に入ったり、院長夫人含め、色んな人には
「○○さんにこんな事言われていじめられます」
等などと誰かれ構わず、“可哀想な自分”アピールを始めたそう。

更には頭が良くて要領も良いから、初めての仕事でも順調にこなしていって院長夫人は勿論、周りからも良く見られていた様子。


だけど、ある時に古株の先輩事務さんよりも自分の方が仕事が出来るとも取れる発言をした事から、大きく歯車が狂って行ったみたい。

古株事務さん方は、不安を煽る発言やらし始めた時点で距離を置いていた模様。
そこから、先輩事務さんが1人辞め、2人めの方も辞表を出したそう。

そこで院長夫人が聞き取りをし、2人の間に入って取りなそうとするも無理。
そしてKさんも辞めると言い出して、夫人はどちらを残すのかと選択を迫られた様。

ただ、悲しいかなKさんは仕事こそ認められていた物の、人柄なんかはやはり見破られていたみたいで、あっさり切り捨てられたという。


なんと言うか、因果応報というのか。
これって真理?と思う出来事だった。