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それを理性なんて呼んで

人間の本能の醜いこと。醜いこと。怖気が走る。どいつもこいつも澄ました顔で頭の中でなにを考えているというのか。

人前で笑うことにはもう慣れた。それが望まれるなら私は笑える。けれど、時々疑いを抱く人間がいて、そいつは私の仮面を見破って怪訝な顔をしている。( でもきっとそれってズルだよ。監視されているか、インポテンツか、もしくは同性愛者だよ。あとはただの嫉妬でしょうね。)

私の本性は怠惰、そして子悪。まるであの人のようだ。そのことについて考えていると、とても幸せになり得ないような気になってくる。

解離した人格が私の頭をぼんやりとさせる。独り言か、ただの思考か。今口にしたことも覚えていないことがあったりして、そんなとき私はぞっとしている。

私はただの飾りでよかった。誰かのとびきり上等な飾り物でよかった。舞台の真ん中になんて立てなくていい。誰かの人生の一番きれいな宝石でいい。独り善がりだな。生きることはままならない。


虚無感

私みたいなしょうもない女に騙されるなんてみんなばかだ。ばかだ。ばかだ。わたしに騙されているふりをしているだけなんでしょう、そうなんでしょう?わたしに騙されているふりをしている誰かに私は騙されているんでしょう?

自分の話ばかりする人は自分という人間をさらけ出して恐ろしくないのだろうか。考え方や価値観を丸裸にして見せつけて、恥ずかしくはないのだろうか。

私も誰かにそういう風に見られているのかしら。

いつもいつでも笑っているうちにそれが本当になるの?そういう人間だと周りの人に認識してもらえたら、私は本物になれるの?

絶望は今でも時々現れて鼻先を掠める。昨日、冬の中に色濃い花の薫りを覚えて、なんだか絶望に似ていると思った。

冬はいい。冬の寒さはいい。私になにかを思い出させてくれる。

冬は、本当は私がしょうもない女だということを思い出させてくれる。

明けましておめでとうございます

年も明けて早一週間が過ぎました。昨日から仕事始めで朝の起床がとてつもなくつらいです。
つらいですが、一年前、二年前、三年前に比べると圧倒的に精神への負担は軽い。年明け早々怒鳴られることも、ぐちぐちと下らない八つ当たりを受けることもない。なんて平和な職場環境。
時々、つらかった日々を思い出して心臓を震わせています。思い出す必要など、どこにもないのに理不尽な仕打ちを受けたことをくっきりと鮮明に思い出して、鼓動が速くなります。
そんなときはゆっくりと自分に言い聞かせて無理やり考えることをやめます。悪いことを思い描くだけで、体は少しだけ不幸に傾いていく。幸せなことばかりを考えていよう。
仕事に関しては昨年の後半戦はとてもよかった。これ以上ないぐらいによかった。

家庭に関しては母がやはり気掛かりです。病気は快方へ向かう兆しもなく、そもそも治療法がないのだから仕方がないが、それにしてもいっそう悪くなるっていうのはどういうことだろう。
自分には母を追い詰めることしかできないのだろうか、と考えて胸を痛めている。
年末の帰省でも距離を計りかねた。私と母の問題はひどくやっかいである。
愛している、と口にしなければ伝わらない愛は、私には少し荷が重い。

それから、なぜだか今さら過去の汚点に苦しめられている。
取り返しのつかないことをしたような気になって、その事実が穴の中に落ち込んだ私の周りをぐるぐると回り続けている。
ほんとうに面倒な男と関係を持ってしまったこと。あの男が目当てではなかったのに。忌まわしい男。汚らわしい。
もう一人とのことは何一つ心配はしていない。臆病な男だったから。
強い意思を持って排除するのだ。私の生に関わることを絶対に許さない。
嘘ってなあに、本当ってなあに。私が嘘だと言いきればそれは全部嘘になるのよ。

そしてそして、今年は彼と一緒に住むことになります。道が固まっていくのはどこか寒々しいけれど、それが大人になるということ。
この烈火が消えないうちに私は産みおおせなくてはならない。

今年もなにとぞ、よろしくお願いいたします。
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プロフィール
kさんのプロフィール
性 別 女性
系 統 アキバ系
血液型 O型