この間思い付いたグレイセス小ネタです。
小ネタとかおまけは、カテゴリー:サイトに分類していこうと思います。
ツインブレイヴはてっきりソフィかと思っていたら、意外にシェリアへ行ったのでちょっと書いてみた。
ツインブレイヴの仕事終わりで帰ってきた、みたいな感じで読んでください。
会話文のみです。
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「ただいまー」
「おかえりアスベル!シェリア!」
「ただいまソフィ。いい子にしてたかい?」
「うん」
「フレデリックから聞いたよ、リチャードの所に遊びに行ってたって」
「お城に呼ばれるなんてスゴいじゃない!で、どうだった?」
「あのね、リチャードがね……」
「リチャード、私にあげたいものって何?」
「ちょっと待っててくれ。もうすぐ……ああ、来た来た」
「……かに玉だ!」
「ほら、以前パスカルさんが、ロイヤルなかに玉の話をしてただろう?だから、ちょっと作らせてみたんだ」
「これ全部食べてもいいの?」
「どうぞ。全部ソフィのものだよ」
「いただきます!」
「ねぇリチャード、この上に乗ってる金色の紙は何?」
「それは金箔だよ」
「じゃあ、こっちの茶色いのは?」
「そっちはトリュフだね」
「これがロイヤルなの?」
「多分、そうじゃないかな」
「リチャードは食べなくていいの?」
「ん?ああ、僕はソフィが食べているのを見るだけでいいんだ」
「ごちそうさま!」
「金箔とトリュフが乗ったかに玉……ロイヤルだわ」
「まさか、パスカルの冗談をリチャードが叶えてくれるとは……」
「パスカルのあれって冗談じゃなくて、本気よ、多分」
「だ、だよな……。ソフィ、ロイヤルかに玉は美味しかったかい?」
「うん。……でもね、前に宿屋で食べたかに玉の方が美味しかったの」
「そうなのか!?」
「ロイヤルは好きじゃないのかしら……」
「リチャードもそう言ってたよ」
「まさか、リチャードの前でも同じことを言ったの?」
「うん、言ったよ。そうしたらリチャードは、普段作ってないかに玉を作らせたから、いつも作ってる宿の人に負けたんじゃないかなって」
「確かにそうなのかもな」
「家庭の味が向いてるのね、きっと」
「リチャードも家庭の味が好きだって」
「リチャードが……意外ね」
「皆でわいわい食べるのもいいものだって、前に言ってたな」
「リチャード、またシェリアの作った焼鳥丼食べたいって言ってたよ。今度、一緒に行こうね」
「ええ。……練習しとかなきゃ」
「練習はいいけど、毎日はやめろよ。毎日焼鳥丼なんてごめんだからな」
「あと、アスベルも一緒に」
「そうだな。どうせなら教官達も呼んで行こう」
「そうね、あれからヒューバートとパスカルがどうなったかも知りたいし」
「あんまり聞きすぎるとヒューバートが拗ねるから気を付けろよ」
「分かってるわよ」
「だといいけど……。じゃあソフィ、皆に手紙書こうか。皆お前から手紙もらったら、きっと喜ぶ」
「うん!」
end
公式の詳しい設定を忘れたので、違うとこがあったらすみません。
リチャソフィは公式ではないですが、十分いけるかと思います。
クリア後に秘密基地へ行った二人の話が読みたい……。