飲みたいものがなにかわからなくて

頼んだ甘ったるいココアと

溶けていくソフトクリーム



なにを話したっけ

真正面できみは

どんな顔をしていたっけ



白いボトルときみの言葉に

きらきら

吸い込まれた日曜日が



気づいたら終わっていて

気づいたら夜道を歩いてたのが

ひとりじゃなかったこと



こころがいつも

ひとりでいたのに

ひとりじゃないような気がした




あったかくて優しかった

右手の感覚は

夢みたいにさらりとしてた



きみはどんな顔をしていて

わたしはどんな顔をしていたか

覚えているなら聞きたいけど



きみが考えていることも

ほんとうはぜんぶ

ありのまま聞きたいけど



苦しいことも言えないで

綺麗なことも言えないで

私は何て、言ったらいい




どんな顔して

どんな言葉で

きみに伝えたらいい




あの日嘘をついたあの人のことが

あの日よりとても汚れて見えた

そんな日曜日