バジリスクの漫画を初めて読んだのは四巻でした
左衛門と陽炎の色仕掛けタッグで小四郎をはめてる巻(笑)
だから、私のバジリスクの第一印象は『小四郎×如月(誘い受)』です!
イラストの鳥は鶺鴒(せきれい)です(別名・河原雀)
中でもこれは
日本固有種、英語でJapanese・wagtail背黒鶺鴒です
この前ブログで地虫さん達が言ってたのは、男女交合を指南したこの鳥です
(この鳥の所為で、このイラストだけは季節的に秋になります)
日本神話の伊邪那美命は
火神・迦具土神(かぐつちのかみ)を生んだ為に、ほと(女陰)を灼かれて、産褥で死んだ
赤く染みた着物の裾は、産褥で死んだ女がなるという姑獲鳥(うぶめ)をイメージしてみた
(川と赤で、『朱絹』とダブらせるのも一興…漫画版の朱絹と小四郎の切ない思い出を、
如月と小四郎で上書き保存する無粋も良し…腐ッ!)
鶺鴒は日本書紀に登場する鳥です
イザナギとイザナミの男神と女神が日本国土を作る為にまぐわいをしようとするが、具体的な方法が解らない
そこに、二羽の鶺鴒が飛んできて、長い尾と頭を盛んに上下に振りながら、交尾をしてみせた
その鶺鴒をまねて、
イザナミの体の『一つ欠けたるところ』に、
イザナギの『一つ余りたるところ』をさして、二神はまぐわった
(…はっきりと童貞と処女設定がある神だな!!)
この逸話から鶺鴒は『嫁ぎ教え鳥』と呼ばれる
交尾関連の鳥だと思うと、他の異名もさまざまにエロい意味にとれる……
全て鶺鴒の事です↓
まなばしら(漢字だと真似柱・学柱・愛柱…なのか?)、
つつ(つつく・つなぐ・つがう・筒…なのか?)、
つつなわせ鳥、石婚ぎ(いしくなぎ)、庭叩き(にわたたき)、岩叩き、石叩き、尻振り鳥、
英語のワッグテール(ワッグは振るという意味)、仏語のオシュクー(オシェは振るの意味)……
地虫「雀ほどの大きさで『庭交合振(にわくなぶり)』ともいう」
天膳「庭で、交合して、振る………婚ぐ(くなぐ)、とはまぐわうことだな。
わしは『にわくなぶり』という響きが、『なぶる』ようで好きだが、どうだ?十兵衛」
地虫「…庭でなぶる気か!?」
天膳「気に食わんなら
『庭で、くなくなと、振る』…でも良いぞ。あの鳥は尻振り鳥ともいうしな」
地虫「…よせ」///
天膳「岩叩きでも、石叩きでも、庭叩きでも具合が良さそうじゃ。何やら硬いもので、孔を穿つように叩きつける、打ちつける激しい様が目に浮かぶ…。
男根に見立てた巨石を、ご神体として祀る神社もある」
地虫「…おれには、地面に引き倒され、後ろから手籠めにされてる図しか浮かばんが」
天膳「それも快かろう」(久々に、わしの下で鳴いてみんか、十兵衛?)
地虫「……お前は楽しくて良いかも知れんが…」
(ちいとは『なぶられる』こっちの身にもなれ!!あちこち汚れて、面倒じゃし…。その後の、身繕いも大変じゃしなッ!)
天膳「ああ、楽しいぞ」
(特に、お前を散々汚した後…、湯を使わせて髪や顔や背や腹や……、お前の全身隈無く洗い清めて、元通り何事もなかったようにするのも、わしの楽しみの一つよ。
…お前、わしが体を洗ってやるの、好きだろ?眠気で虚ろなお前を成すがままに触り…、この手で乱したお前を、再びこの手で髪やら服やら揃えてやる……
きちんと着せて帯まで締めてやると一見して、常とは変わらぬ。…常とは変わらぬ地虫だが、その実、
お前の体の見えぬところ…、隠されたところに、わししか知らぬ、常ならざるお前がいる。
お前は肌をさらしている時もよいが…、
…その肌を、その跡を、
着衣で隠しているお前も…
隠しながら何食わぬ顔で甲賀の連中と喋っているお前も……、
わしは淫靡でそそるのだ。
つい先ほど、手ずからお前を綺麗にしてやったところなのに…また汚しとうなる)
地虫「……変態として普通の趣味よな」(『普通』…誉めておらぬぞ。変態として普通……、ますます誉めておらぬからなッ!!)
天膳「イザナギとイザナミ…二神が鶺鴒のつがう様を真似て、まぐわったとするならば、二神の初めてのまぐわいは、即ち、『後背位』で後ろ孔を穿つであろうな、十兵衛!
鳥は出す孔も、卵を産む孔も、入れる孔も、同じ一つの孔よ!」(『はじめてのおつがい』は……『後孔の交わり』…だな♪)o(`▽´)o(笑)
地虫「まあ…、鳥じゃからの、それは選びようもない。二柱が真似たとするなら、結ばれるは確かに後ろから…じゃろな。
つがう姿は、まさに二羽のつがい鳥。…野性じゃのう。
ついでに、鶺鴒は晩秋につがいを作るゆえ、二柱の神がつごうたのも晩秋という事になるかの」(…早々に、別の孔を見つけねば、子が出来んかったぞ。
ところで天膳……おぬしは、何故、嬉しげなんじゃ?)(怪訝・汗)(-.-;?)
天膳「二柱が鶺鴒を真似るなら、わしらは蛇を真似ようか?
……雌雄の蛇が繋ぎ目わからぬほどに、きつく、絡まり、交じりおうて結ぼう」
地虫「おれには絡ませるほどの長い胴はない。手も二本、足も二本も数が足らぬわ!おぬし一人で蛇と遊べ」
天膳「舌を絡め、指に髪を絡め遊ばす…それで十分。
後は、闇が互いの境を融かしてくれよう。
心、体、
互いの熱を、境判らぬほどに繋ぎ合おうぞ、雌蛇どのよ…」
地虫「……『それで十分』と言いながら、どうせやる事は『にわくなぶり』と変わらぬのだろ?」
天膳「まあ、それは成り行きよ。天瓊矛(あまのぬほこ)で混ぜてやろうか?」(日本の天地開闢は、まぐわってばかりだな。わしらも、伊賀・甲賀の新天地を開闢してみようか。
わしにとって、十兵衛、
お前自身が、開闢そのものだ……)
地虫「天膳お前は時々、阿呆な事を真剣な顔して考えておるが……。阿呆な事を真剣に考える奴が、本当の阿呆なのだぞ」
天膳「阿呆は嫌いじゃなかろう?」
地虫「……迷惑千万じゃ」///
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慶長十九年(1614)五月四日
朱絹、
如月左衛門
の命日。(死亡順)
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キャラ説明
【朱絹】
漫画版セリフ
『小四郎どの…きずは無い…からだに…きずは無いのに…』
伊賀忍者。
蒼白く美しい、うりざね顔の優美な女性である。三日月のような冷たさをたたえた細腰の妖艶な美女。丈助に言い寄られて迷惑そうである
ツンデレ好きにはたまらない!
皮膚から血を霧状に散らし、相手の視界を奪う忍術を使う。
その際、彼女は着物を脱ぐ…
彼女は、戦うたびに脱ぐ…ッ!!
サービスカットまで配慮する細やかな女性だ(笑)
実は、露出狂…!?
目の見えない小四郎を気遣ううちに、女として小四郎に恋心を抱く。小四郎も姉のように思っていた朱絹を、姉ではなく女性として感じ、密かにときめきを覚える
しかし、小四郎は朱絹の声色を使った如月に騙され、陽炎の毒の息の口づけで殺されてしまう
動かない小四郎の屍を前に、彼女はこれが自分の初恋であった事を知る
涙で頬を濡らし、小四郎の形見の鎌を手にとって復讐を誓う
だが、天膳の姿で現れた如月と陽炎によって、朱絹は夕暮橋で討たれる
川の流れにその名の如く朱い筋を何条もひきながら、彼女の骸は流れ去る
朱絹は小四郎との雨の川の場面と、この死亡時の川の場面をダブらせるのが楽しいです
【如月左衛門】
漫画版
『じゃが いざとなれば おなごは怖い…
……おなごは怖いぞ』
『…あれはいい女じゃ ……それゆえにな
それゆえに…おそろしい』
『ほう…見破るとは このわしをか?蛍火』
『…女を殺しとうはないが… …… おれの妹 お胡夷も殺された
蛍火よ…
忍者の争いは… 修羅の地獄じゃと思え』
『ああ…小四郎どの…
好きです …小四郎どの』←(朱絹ボイス★笑)
『やれやれ… 女の声色はつかれるわい』(天膳ボイス)
『おぬしの骸を囮に使う…許せよ 豹馬』
『弦之介様!この期に及んでまだ 朧を討つなと おおせあるか!』
小説版セリフ
『…つかれた』(夜叉丸ボイス)
『わしは少々この死人に用がある』
『見た。おもしろかった』
『天膳は死んだ!うぬこそ、如月左衛門の変形ぶりを、冥土の土産にとくと見てゆけ!』
『ああ、あれは拙者が飼いならしました』
『あいや、それほどたのもしい味方でもないが……』
甲賀忍者。お胡夷の兄様♪
丸みをおびた、あまりに平々凡々とした容貌。二、三度会っても記憶に残らないくらい印象に残らない顔だ。卍谷の同志すら、この顔が如月左衛門の生来の顔であるか断定できない
(漫画版の開いてんのか閉じてんのかわからん糸のように細い目が素敵…)
土で相手の顔型をとり、その型に自らの顔の目鼻を合わせるようにして、自分の顔をその人物そっくりの顔に変化させる忍術を持つ。
声だけ真似するのも得意だし、素早く相手の関節を外す事も出来る
…全体的に地味系です(笑)
地味に鋭い目がたまらん兄様です!!
夜叉丸を天膳の声ではめて、情報を聞き出すも、途中でぼろを出し、危うく殺されかける。
霞刑部の助太刀して夜叉丸を殺してくれる。
夜叉丸の死体を使い、夜叉丸の顔に化けて伊賀に潜入するも、
最愛の妹、お胡夷は念鬼に殺される。
そして、如月はその念鬼の姿を借りて油断させ、蛍火に近づきとどめを刺した。
弦之介の顔で天膳を騙し、天膳は豹馬によって殺される。そして、如月は天膳に化ける。
朱絹の声で小四郎を騙して、陽炎が毒の息でとどめを刺す
天膳の姿で朱絹を呼び出して、陽炎と共に朱絹を討つ。
しかし、直後、生き返った本物の天膳が現れ、天膳が引き連れていた侍に取り囲まれて、如月は何本もの槍で串刺しにされて死亡する
この人は忍術の特質上、絶対に色仕掛けスキルがあると思う!このコスプレ忍者は、間違いなく甲賀が誇るお色気要員です!!(笑)
恋人や小姓の姿で、
一番無防備な時に寝首をかいたりするとか。色事を利用し、情報を聞き出したり、操作したりするのに向いてる忍術です
如月は任務で、どーでもいいキャラとのお色気イベントを、一通り(かなりの数)こなしてると思う
(ある意味、一番エロイベント向きです…お胡夷や陽炎みたいに相手を殺す技でもないので…応用範囲も広い)
如月さんて敵に嘘をつく時、わざと自分が憎まれるような事を言います
夜叉丸の恋人の蛍火には「夜叉丸を殺したのは左衛門で、奴には逃げられた」…とか、
朧を大切な主と仰ぐ小四郎には「朧は如月になぶり殺しにされた」…とか、言わなくてもいい自分の名を出して相手の怒りを自分に向ける癖があります
朱絹を討つ時も、「如月には逃げられた」とわざわざ言うし……実は、この人、かなりの目立ちたがり屋なのでは?
もしくは、敵につく嘘でも自分が討たれたと言うことが嫌なんだと思う
…嘘でも自分が負けた事になるのは、プライドが許さない!
私はこの、
地味なくせにプライドが高い、
色仕掛けや女のまねが得意そうな如月左衛門に、
小四郎を落としてもらいたいです
是非、小四郎(多分、童貞…だろ!?)に房中術の指南してやって下さい
如月さんは肉質が女のように柔らかく、体の線が丸みをおびた中性的な体型だと思う(勿論、内側にはしっかりした筋肉があるが、それがあまり目立たない)
仕草や声色、おしろいの香り…緩やかに帯を解く衣擦れの音。すべらかな肌の温もりや長い髪の質感…
目の見えない小四郎にとって、その触感や音や香りが小四郎に『女』を感じさせてくれる…
左衛門は小四郎をからかうように自らの体に誘い、快楽に戸惑う小四郎を弄んでほしい
あの、
創世の神にまぐわいを教えた鶺鴒のように…暖かく柔らかな体で小四郎に営みを教えてやってほしい
神聖にして、淫靡…
ギルガメッシュの物語に出て来る神聖娼婦、性を捧げる巫女が、荒ぶるエンキドゥに初めて『それ』を教えた時のように
…左衛門さんは、夜叉丸と念鬼と弦之介と天膳とは間接キスしてますね、確実にマウスtoマウスで!!
左衛門は、天膳に化ける時…ふんどしは流石に残しておいたらしい(笑)
天膳の着物には大量の血が付いてるはずなのだが、どーしたのだろう
私は、夜叉丸のコスプレの如月さんと、念鬼のコスプレの降ろしたロングの如月さんが好き!