5年前の3月11日のあの時間は、会議をしている時間でした。あの頃は、緊急警報のアラームとか分かってなかったので。その音が鳴っても「会議中になんだ? マナーモードにしとこうよ」なんて考えてました。でもその矢先、地震がやって来ました。
あの地震は忘れない。普段あるようなモノとは桁が違う。地震の直後、ふと窓の外を見れば、不気味に雪が吹雪いてたのも良く覚えてます。
あの日、あのあとからが大変でした。「これが現実なんだな……」と、絶望的な気持ちになりました。
一時的とは言え、帰宅したのが19時頃。連絡が中々取れず、帰るまで家に何もしなかったので、かなり心配されました。
家の状況みて、少し休んだら再び職場へ。普段夜勤は1名なんですが、今の状況が状況で、急遽プラスの夜勤となりました。1週間くらいは2名夜勤だったと思います。
夜勤が明けて、自宅に帰った時、改めて身の回りで起きた事のでかさを感じたりもしました。夜の道路と朝の道路は違う。見慣れた風景が、別のものになってました。所々壊れた塀や家、盛り上がった歩道、ガタガタになった道路。
改めて酷かったんだと思った明けの帰り道でした。
しかし、私の地域はまだましな方。大変なところは、ここなんて優しいくらいに酷い。帰れる家があるのはまだ幸せ。
5年たったんだな……。
もう、あんな思いは嫌だ。
そんな今日は夜勤です。これから仕事いきます。穏やかでありますように。
高校の頃、通学手段は地元の駅までが自転車で。駅から電車に乗り、高校の最寄り駅で降り。その駅からはスクールバスで高校へ行ってました。
地味に怖かったこと(もしくは不気味?)は、地元の駅での駐輪場で起きました。
高校終わって地元に着き、いざ帰るかと駐輪場に自転車を取りに行き、ふと自分の自転車を見た時、違和感を感じました。
「……サドルが違う」
私の自転車のサドルは、ややモコモコで生地がつるつるな感じのモノだったのですが(しかも、中学から乗ってる自転車だったので、確実に3年以上は乗ってたモノ)、何故か新品のモノと交換されてました。
ビリビリのと交換、最悪サドル自体捕られた……とかでもなく。何故か新品のサドルが付いている不思議(;´_ゝ`)
あの頃は、駐輪場の管理人に相談するとか。近くに交番があったので、交番に相談するとかもなく、「ま、いっか」で済ませてました。サドル自体は新品ぽかったですし。
でも、今思うと怖いなぁとか思います。