昨夜はなかなか寝付けず明け方に就寝。
起きたのは9時くらいだったと思う。
布団でうだうだして、居間に移動して朝食を食べて、2日ぶりにお風呂に入った。冬至に何もしなかったでしょうと母に言われてゆずを2個入れてくれた。お風呂で汗をかくのは好きだけど、あんまり入りすぎると脳貧血になってしまうのでほどほどに気をつけている。
私は小さい頃から、お風呂に入ってさっぱりしたという気持ちになった事があまりない。熱い湯船に体を沈める時、鳥肌が立つと同時に、なぜか虚しくて寂しい、やるせない気持ちに包まれる。私はあの瞬間が嫌いだ。あくまでも社会生活に適応するための作業に過ぎない。
この感覚に共感してくれる人にまだ出会ったことは無い。いつか考察してみたい、結局やらないだろうけど。
ゆっくりと準備をして15時前に外出した。
昨日は1歩も外に出なかったから気づかなかったけど、どうやら一人暮らししてる家に上着を忘れてきてしまったらしい。持ってきた気はするんだけど見当たらない。どこかに落とした?そんな事ないと思いたいけど自信がない。
幸い上着がなくても大丈夫なほどの気温だったので、とりあえず本屋に向かって車を出発させた。
運転中、家を出る前に彼氏に電話したいとLINEしていたので2件着信が入っていた。車を駐車場に停め、20分ほど話したと思う。
私たちは密かに猫を飼いたいねと話している。彼はマンチカンがお気に入りらしくずっとその話をしていた。私は少し上の空だった。
冗談だからと誤魔化せるくらいの調子で
「そっちに遊びに行ってもいい?」
と聞いたら
「どこに?」
と返された。
「ねこちゃんがいるところ」
「うーん、いいけど…」
「冗談だよ、行かないよ」
「いやいいよ、来てよ」
「冗談だよ」
笑って流した。なんにも面白くなかったけど。
まさかいいよって言われるとは思わなかったから、断らなかったら明日会えたのかな?と思う。でも彼氏の方が私の地元まで来たがるぐらいじゃないと会う意味はないと思った。だからこれでいい。
「明日も電話するね」と言われて切ってから本屋に行った。
欲しかった雑誌miniと初心者向けの猫の飼い方の本、あと愛着障害についての本を買った。
その後は近くの服屋で深い青色のトップスを買った。
私は今までオフホワイトやベージュ、淡い色合いの服をなるべく選ぶようにしていた。顔が平坦で印象が薄いから、濃い色は似合わないと思っていから。
でも彼と一緒に過ごす内に色々意見を言われて、実は濃いブルーやグリーン、ブラウン、黒の方がしっくり来るんじゃないかと思うようになってきた。肌の色がワントーン明るくなる気がする。
やっぱ自分だけの価値観や先入観だけじゃなくて他の人の意見を聞いた方が世界は広がるね。普段着ない色合いの服を買う時の、レジを通す時のドキドキ感ったらない。
小さなペットショップにも寄ったけど、猫ちゃんたちは皆お休みタイムだったのですぐに退散。
ついでにサーティワンに寄った。
私はアイスが特別好きなわけじゃないけど、サーティワンだけはついつい足を止めてキラキラしたメニュー表を眺めてしまう。
バニラ、チョコ、抹茶、ソーダしかアイスの味を知らなかった幼少期の私にとって、突如現れたサーティワンの存在は革命だった。
よく分からないけど可愛い横文字の長い名前、何が入ってるのか検討もつかないカラフルな色、口の中が溶けてしまいそうなほど甘い甘いアイス。全部が特別。
今日は期間限定のキャラメルクロカンブッシュとコットンキャンディを食べました。頼む時、意味もわかってない横文字の名前を喋るのがちょっと恥ずかしかった。
1人でニコニコするぐらいには安定の美味しさでした。
18時頃に帰宅して、夕食を食べて、そのままこたつで21時まで寝落ちていた。なんの予定もなく眠ければ寝る、という自由は素敵だ。本当は隣に彼がいたらもうこの世の終わりでもいいと思えるくらい幸せなんだけど。
明日の予定は、一人暮らししてる家まで行って上着を取ってくるか、ユニクロまで足を伸ばして新しいものを買うか迷っている。ユニクロは年末だからとても混むだろうな。でも家まで帰るのもなぁ。
起きてから考えよう。