聚光院の特別公開へ行ってきました。
創建450年らしいです。
半年以上前から行かなきゃ行かなきゃって思いつつ、こんなギリギリになってしまいました。
目的は千住博先生の『滝』。
というわけで、たぶん聚光院のメインであろう狩野永徳には全く知識を持たずに行ったので、一緒に行ってくれたお友達にはすごく感謝。
狩野松栄の『竹虎遊猿図 』が好き。
虎が愛嬌あるし、豹が生き生きしてる。
閑陰席には「喫茶去」の文字が。
誰にでも等しくもてなすという意味だと本で読んだことがあります。
滝が見たくてうずうずしてる私に、まあまあ落ち着きなさい、と言われてるような感覚でした。
そしていよいよ『滝』。
『滝』は、写真で見るより青が明るくて、やっぱ生で見るって大事だなって思った。
今まで何点かの滝を見てきたけど、これは上位に入るくらい素敵だった。
やっぱ青がいいなー。
襖に書かれただけじゃなくて、サイドの壁にも物入れ?の押し入れにも書かれててなんだか感動した。
青が青くて白が白くて少しきらきらしてて、美しかった。
興味があるものに対しては結構分析思考なんだけど、好きなものに対しては感覚的なんだなぁと思います。
滝の好きなところを文章にできなくてもやもやしてるので(笑)
聚光院伊藤別館にも千住先生が納めてる作品があるそうなので、いつか絶対行きたい。
『グレース・ケリー展』へ。
最近、美術展や企画展があれば何でも突っ込んでいってる気がする(笑)
色んなところにアンテナ張れて、それだけは評価できる。
グレース・ケリーがどういう人かあまり知らないまま、ポスターのウエディングドレス姿が綺麗だったからという理由で入っていきました。
クールビューティーと称された彼女の、分かってくれる人理解してくれる人だけ分かってもらえればいいという考え方がいい。それくらいの気合いがほしい(笑)
そんな彼女がプリンセスになるなんて、何が起きるか分からない。
まず目に飛び込んできたアカデミー賞のオスカー像。おお…。これだけでも観にきた価値がありそう。
いろんな写真があるなかで、水から顔を出した写真がすごく綺麗。
それから『上流社会』の結婚式のシーンが好き。顔見合わせて笑っちゃうのが可愛い。
ドレスや眼鏡、身の回りの品を展示してたんだけど、可愛いのばかり。
YSLの空と鳥のドレスがもうすごく可愛くて、ずっと見ていられると思いました。
何より一番は、ウェディングドレスのレプリカ。
クラシカルな形がほんと素敵。
自分が着るときにはこんなレースでハイネックのものを着たい!
北川景子ちゃんも同じようなドレスを着ていて、素敵だなーって思ってました。
着られるのはいつの日になるやら…(笑)