静岡県の川勝知事が任期途中で退職届を提出したことを受けて、知事選挙が来月9日告示、26日投票の日程で行われます。

知事選挙をめぐってはこれまでに元副知事の大村慎一氏と、元浜松市長の鈴木康友氏がいずれも無所属で立候補することを表明しています。

自民党静岡県連は18日役員会で知事選挙への対応を協議し、大村氏を推薦する方針を固めました。

このあと県連の増田享大幹事長は報道陣の取材に対し、「大村さんはオール静岡を掲げているので、政党間の争いにならないよう十分気をつけながら、政策や県の課題を訴えていきたい」と述べました。

県連は、来週、総務会を開いて党本部に推薦を上申することを正式に決めることにしています。

一方、立憲民主党静岡県連は幹事会を開いて対応を協議し、鈴木氏を推薦することを決めました。

このあと、県連の曳田卓代表補佐は記者会見で「政策に甲乙つけがたい部分もあったが、最終的に鈴木氏が推薦するのに適任ということになった」と述べました。

県連は来週、党本部に推薦を上申することにしています。